私はGACKTさんがインディーズ時代、
MALICE MIZERのメジャーデビュー前からずっと好きなのですが、
思うところあってファンクラブ「Dears」には入っていません。

一方、愛方はGACKTさんがソロになった頃から入っています。

GACKTさんがソロになってから毎年、
「Dears」の会員限定で、海外旅行が企画されます。
その名も夜想会。
毎年旅先を発表して希望者を募り、
抽選で選ばれた人のみが参加できます。

旅先でGACKTさんは参加者と並んでソファに座り
一人一人と記念写真を撮ったり、
移動のバスの中で限定のラジオ番組や、
旅の土地のクイズ出題をしたり、
集まってゲームをしたり、
夜にはその旅限定の
アコースティックアレンジライブをするようです。

…と、前置きが長くなりましたが

数年前の「夜想会Ⅶ」の旅先はパリでした。
愛方は第1回のハワイに行ったことがありましたが
それ以降は当選せず、以前から行ってみたかったパリの旅に
是非参加したいと言っていました。
経済的にあまり余裕は無かったのですが
その頃特に、精神的に参っていた愛方が元気になるならばと思い、
応募を承諾しました。

後日当選結果が送られてきました。
喜ぶ姿を見てよかったなぁ、と思いましたが
旅は1週間。
出来ることなら同行したい楽しいパリ旅行ですが
それは出来ません。
一緒に行けない分、何か出来ることはないかと考えました。

そして夜な夜な、持ちうる技術を駆使して（笑
愛方が寝た後に作業をするようになりました。











完成品は右下の「完成品はこちら」より。

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黙々と作業を続け、それから数ヶ月…。
長い時間をかけ、旅の数日前にやっと完成したものがこちら。



そう、旅といえば「旅のしおり」です。
表紙は汚れないようにビニールでカバーする親切設計（笑
よく小説など本に付いている紐状のしおりも作り
100均に売っている手作りアクセサリー用のモチーフも
飾り付けました。

中身はこんな感じに。


初めて作ったわりにはしっかり「本」になっています。


↓この厚さ（笑


手持ちのGACKTさんの画像を交えながら
フランス、パリの文化や食、事情をよりよく知る事が出来る
100ページを超える、個人制作の域も超えた
かつてない規模のしおりになりました（笑
日記や旅先で出逢った人の連絡先などを記入出来るページもありますが
もうこれはしおりじゃなくてガイドブックです。

色々と苦労もありました。
画像などはPhotoshopで対応出来たのですが
問題は製本作業。

普通のプリンターしか持っていませんので
コスト的にもB5普通紙一枚の真ん中を境に2ページ分を印刷。
印刷面を表に2つ折りにして、背を閉じるのですが
そうなると厚過ぎて一般家庭のホッチキスなどでは
到底歯が立ちません。
全ページを合わせてしっかり固定した上で、
接着剤で背を固め、その上から製本テープを張りました。



ちゃっかり自分で描いた上杉謙信の絵も入れました（笑

かなりの内容量になった旅のしおりですが
パリまでの移動時間が結構長いので
読み物にもなっていいんじゃないかということで
出発の前日に愛方に渡しました。

努力の甲斐あって、とても喜んでもらえました。
それともうひとつ、渡したものがありました。

…次回に続く（笑

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